死生

この宇宙には(少なくとも私の宇宙には)意味なんてものは存在しない

ただ合理的な効果は存在すると思う

もちろん不条理な事象も発生するが

それをなんとか納得させる事に関しては許可されているように思える

 

宇宙が生まれた意味なんぞない

私が生まれた意味なんぞない

これから必ず迎える私の死に意味なんぞない

 

正しくは

 

宇宙が生まれた用意された意味なんぞない

私が生まれた用意された意味なんぞない

これから必ず迎える私の死に用意された意味なんぞない

 

ならばよ

 

私は私の宇宙が生まれた意味を自由に創る

私は私の私が生まれた意味を自由に創る

これから必ず迎える私の死に私は私の意味を自由に創るから

貴方も貴方の私の死の意味を自由に創ってほしい

 

生き死にに関して生まれた感情や生理的変化は合理的な効果の為の反応であるから

怖くていい

哀しくていい

気持ちを落としていい

 

焦っていい

不安になっていい

嫌がっていい

苦しくていい

寂しくていい

下を向き膝を抱え孤独感に泣いていい

 

そうやって合理的に死を嫌悪する事で

不条理にホモ・サピエンスとして生かされ

生にも苦しめられて

その中で

無理やりでもなんとか納得させる事を

我々は合理的な効果の1つとして

許可されているように思える

 

なので今日も私は詩を1つ遺して

あとは大いにメシを食って

宇宙の事なんか忘れて元気溌剌に働いてやろうと思います

ぴーしょ