『We are』解説
この『We are』はラッパーとしては唯一のFeat.がいる曲です。
同じSBPのActive。Beatも彼のBeatMaker時の名義のMr Budが作ってくれています。
共通のテーマは「俺たちはこちら側だ。そちら側とは違うんだ」ということ。
それぞれLyricに込めた気持ちがあると思うので、今回は自分のVerseについての解説だけ。
人は無意識の中でも、または意識的に自分で選択をして、「どちら側か」に入る。
例えば右か左か。
例えば上か下か。
とにかくどちら側かということになると思うんだけど、
自分の望まない側には所属したくない。
ならば僕は“こちら側”であると自身で規定する。
今回の僕のVerseはこのアルバムの4曲目の『透明な絶望』に対するアンサーというか、
延長線上にあります。
たとえば政治の話。
お前はどちら側なんだ?と訊かれても一言でこちら側だなんて僕は言えない。
ただだからと言ってイデオロギーがないわけではない。
僕は、私たちは、こっち側なんだ。
たとえばパーティーや音楽の考え方。
たとえば正義や悪の基準。
どっち?と言われて、どちらでもない事が多々ある。
ならば、こっち側。
同じような人が沢山いると思う。
僕はそれぞれであるべきだと思う。
でも人間は弱くて周りに流されたり、
大きなものに依存したくなる。
でも僕達は「地獄で笑う者達」になりたいのだから、
自分の旗を振るべきだ。
善悪や正誤を自分の本当の心の目で、本当の心の声で答え、提示していくべきだ。
あの「B-Boy Blue Skin」のように、世界に飲まれず、真実の中で喜びを見つける。
We are。
あえて“僕達”とここでは言わせてくれないか。
気に入らないあいつらと一緒にされたくないんだ。
支配されるな。
『we are feat.Active』
【verse.1】
さぁ行くぞ、声上げろ。
うんざりなのさ。
うるさい上に ホントダサい あっちサイド
と同様と 思われたくないから
振るよ自分の旗。
武器はメガトンのミサイルとかメガホンの罵倒よりも目が本気なやつの笑顔 hey
ねぇmy bro。人間じゃない変なもんに
させられて制約も善悪も決められんなよ。
歌う“Don't give up your fight”
ト音記号のない
コピー用紙の裏に
殺し文句とRhyme。
録音機能を使い 僕の昨日と未来
を記録して伝える。
“こっちこいよ、早く”
何度も言うぜ。抑止力は愛。
どっちも弱い。どうしようもない。
ならさ別に 崇拝 しなくてもいいから
俺たちを支配 すんな。
【hook】
いくぜ、we are hey 地獄でもfreedom
いくぜ、we are 喜怒哀楽持つ人間レペゼン
いくぜ、we are 路上で堂々歌うpeace love
いくぜ、we are それぞれの旗の下レペゼン
※Active verseはここでは割愛。
ActiveのVerseも愛があってめちゃくちゃ素晴らしいので是非聴いてもらいたいです。